2010年04月03日

歌ってみた入門H

おにいさんといっしょ「第9回」

<登場人物>
底出うぷ夫・・・小学4年生。歌ってみたをやってみたい。
底辺のお兄さん・・・社会人。底辺歌い手。
エリザベス子・・・中堅歌い手。


エリザベス子:「さあ、歌ってごらんなさいよ」

うぷ夫:「・・・ねえお兄さん、なんでこの人同じ部屋に入ってきてるの?」

底辺のお兄さん:「え?いや、さあ、なんでかな・・・」

エ:「ごちゃごちゃうるさいわね、この私があんた達底辺歌い手の歌を聞いてあげるって言ってるんだからさっさと歌えばいいのよ」

う:「なんだいその上から目線は!ようしお兄さん、僕たちの底辺歌唱を見せつけてやろうよ!」


〜うぷ夫と底辺のお兄さんが1曲ずつ歌う〜


エ:「・・・うん、えっと、なんていうか想像以上に酷くて正直ビックリしたわ。二人とも話にならないというか、正気?それでうpしてるの?罰ゲームとかじゃなくて?自発的に?頭大丈夫?」

う:「なんだとう!お兄さんの悪口はいくら言っても構わないけど僕のことを悪く言うのは許さないぞ!」

エ:「いや、その人あんたの師匠なんでしょ?ちょっとは庇いなさいよ。・・あ、ほら、その人なんかちょっと涙目になってるじゃないの」

う:「とにかくそこまで言うならおまえも歌ってみろよ!」

エ:「ふん、いいわよ。ベッスベスにしてあげるわよ」


〜エリザベス子が1曲歌う〜


う:「・・・うまいね」

底:「うん、これはうまい」

エ:「どう?思わず「マイリス余裕でした」って言いたくなったでしょ?これが私とあなた達の差、越えられない壁なのよ。おっといっけない、コラボレーションの約束があるんだった。じゃあね、時間の無駄だったわ」

う:「コラボ!歌い手同士がこう、なんか上手い感じになんかしてこう良い感じに仕上げるという、歌唱力と社交性が必要と言われるアレか!」

エ:「中堅歌い手はあんた達と違って忙しいのよ。もうちょっと上手くなったら私のニコ生「生ザベス子(コテハンは挨拶程度で☆)」で動画紹介してやってもいいわよ。無理だと思うけど。じゃあさよなら」


う:「・・・お兄さん、僕くやしいよ!」

底:「そうだね、よし、じゃあどうやったら差を詰められるか考えよう」

う:「まずは僕の動画に「もっと評価されるべき」タグを付けて・・・」

底:「うん、うぷ夫君はまず、自演から1回頭を離そうか」




−果たして二人はエリザベス子に追いつけるのか。そして「歌ってみた講座」から激しく外れてきているこの方向は元に戻るのか。


<続く>

posted by トモナシ at 21:28| Comment(31) | おにいさんといっしょ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

歌ってみた入門G

おにいさんといっしょ「第8回」


<登場人物>
底出うぷ夫・・・小学4年生。歌ってみたをやってみたい。
底辺のお兄さん・・・社会人。底辺歌い手。


うぷ夫:「お兄さん!部屋で歌を録音してたらお母さんに「近所迷惑だから部屋で奇妙な呪術を唱えるのはやめなさい!」って怒られちゃったよ!」

底辺のお兄さん:「あー、宅録はそういう問題がつきものだよね」

う:「お兄さんはどうやって解決してるの?」

底:「色々試したんだけどね。布団被って歌ったり、カラオケボックスに行って録音したり・・」

う:「なるほど」

底:「ユニットバスにノートPCを持ち込んで、便座のフタの上に置いて録音したりもしたね。夏は暑いから半裸で」

う:「へ、へへへ変態だ!!! ちょっとこれは完全なる変態だよ!こんな変態の歌い手がいるなんて信じたくない事実だよ!」

底:「スタジオで録音するという手もあるね。ノートPCを持ち込んで。技術ある人ならスタジオに置いてるミキサー機器とか使うのかもしれないけど」

う:「えーでもお金かかるんじゃないの?」

底:「個人練習ならそんなでもない気がするな。相場は1時間500円〜700円くらいなんじゃないかな。入会費みたいなのもチョロっといるかもしれないけど。一回予約して行ってみる?」

う:「うん、行く行く!」


〜 スタジオ 〜


う:「こんにちわ!予約した底出うぷ夫とお兄さんです!」

店員:「なにか機材とかレンタル楽器とか使いますか?」

う:「ううん、いらないよ!だって僕は歌ってみたの歌を録音しにきただけだもの!」

店員:「はい、じゃあそこで時間まで待っていてくださいね」


「・・・ちょっと、あなた達。歌ってみたをやっているんですって?」

う:「そうだよ!すごいだろ!」

「うpしてる名前は?」

う:「イケメン王子と○○○○だけど」

「・・・知らないわね」

う:「そりゃあそうだよ!僕はうpしたばかりだし、お兄さんは底辺歌い手だもの!」

「ぷ。底辺歌い手がスタジオで録音だなんて、お金がもったいないからやめておいたほうがいいんじゃない?」

う:「なんだとう!そんなのオマエに関係ないだろ!それにお兄さんはサラリーマンの上に友達がいないから特に他にお金を使う事がないから平気なんだよ!オマエは一体誰なんだ!」

「わたし?わたしはエリザベス子。歌ってみたに咲く、一輪の華よ」

底:「エリザベス子・・!!一部に熱狂的なファンの多い、中堅歌い手のあのエリザベス子さんか・・!!」

う:「ちょっとお兄さん!先の展開全く考えてないのに新キャラ出して大丈夫なの?」



− イケメン王子とエリザベス子。後に歌ってみた界を代表する二人になるとはこの時だれも予想していなかったし、実際ならなかった。


<続く>


posted by トモナシ at 17:54| Comment(28) | おにいさんといっしょ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

歌ってみた入門F

おにいさんといっしょ「第7回」


<登場人物>
底出うぷ夫・・・小学4年生。歌ってみたをやってみたい。
底辺のお兄さん・・・社会人。底辺歌い手。


うぷ夫:「お、おおお兄さん、ついにマイリスが1になったよ!誰かがマイリスしてくれたよ!」

底辺のお兄さん:「本当?それはよかったね」

う:「どうしようお兄さん!初めての事だから全く分からないよ!結納ってどうやってやるの!?この人は子供は何人欲しいの!?」

底:「え、ちょっと待ってうぷ夫君、なんで結婚が前提な感じになってるの?」

う:「なに言ってんの!マイリストだよ!「わたしのリスト」だよ!マイリスをしてくれたって事は、それはもう「わたしの両親に会って」って事なんでしょう?」

底:「いや全然違うよ。普通のブックマーク的なアレだよ。ていうかその人が男性だったらどうするの?」

う:「構うものか!マイリスしてくれたのならそんな性別の壁なんて僕たちの障害になるものか!」

底:「よっぽど嬉しかったんだね」

う:「いやあ、マイリスって、本当にいいものですね」


〜数日後〜


う:「お兄さん、あのさ、マイリスがさ、0になってたんだけど...」

底:「あ...」

う:「これはアレかな、バグってやつかな。システム設計が甘かったのかな。それともプログラムの段階でミスったのかな。しょうがないなあ、ドワンゴは。ほんとしょうがないよ。運営仕事しろ、って感じだよね。ねえお兄さんシステム改修はいつなの?ねえ?」

底:「...うぷ夫君、マイリスはね、増えることもあれば減ることもあるんだよ」

う:「やだなあお兄さん、冗談は顔と歌唱力だけにしてよ。だってマイリスしてくれたんだよ?それを...それを...あの人がやめたとでも?」

底:「マイリス数にも限りがあるし、整理で新鮮な動画に入れ替えたって不思議じゃないよ」

う:「そんな...僕は本気だったのに!あの人は僕を誰にでもマイリスされる軽い女だって思ってたんだ!」

底:「いや、そのときはまた聞こうと思ってマイリスしてくれたんだと思うよ。偽りはなかったはずだよ」

う:「そんな慰めなんて欲しくない!もううpなんてしない!こんな気持ちを知るなら、出会わなければ良かった!」

底:「うぷ夫君、それは違うよ。これを糧に、マイリスを維持せざるを得ない、そんな動画を目指すことが、底辺歌い手のあるべき姿のはずだよ」

う:「!!」

底:「さあ、マイクを取って歌うんだ」

う:「分かったよ底辺のお兄さん!もううpなんてしないなんて、言わないよ絶対!ところでさ...」

底:「なんだい?」

う:「次はいい加減歌ってみたについて教えてくれない?」

底:「すいません」


<続く>

posted by トモナシ at 21:36| Comment(17) | おにいさんといっしょ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

歌ってみた入門E

おにいさんといっしょ「第6回」

<登場人物>
底出うぷ夫・・・小学4年生。歌ってみたをやってみたい。
底辺のお兄さん・・・社会人。底辺歌い手。


うぷ夫:「あああ!!底辺のお兄さん、僕のうpした動画に「キモい氏ね」ってコメントが付いているよ!」

底辺のお兄さん:「どれどれ。あ、ほんとだね」

う:「あ、ほんとだねじゃないよこのスットコドッコイ!アレですか、他者への関心が希薄な現代人気取りですか!これは大変な事件なんだよ!早くコメントからIPアドレスを抽出してプロバイダを割り出し接続情報から住所を知る方法を教えてよ!」

底:「いやそんなサイバーな技術お兄さんは知らないよ。というか住所なんか知ってどうするつもりなの?」

う:「そんなのコメントしたヤツの家に行って、靴の中に大量のナメクジを投入するに決まってるでしょうが!足を入れた瞬間ヌニュルッってさせるに決まってるでしょうが!」

底:「うん、決まってないね。それは全然決まってないね、うぷ夫君。そういうコメントは別に珍しいことじゃないから気にしない方がいいよ」

う:「お兄さんの言ってる意味が分からないよ!人に悪意をぶつけちゃ駄目、そんなの小学生の僕でも知ってるよ!」

底:「うわ、珍しく正論を言うね。まあでもインターネットだから、ついサラッと悪意ある言葉を書いちゃう人もいるんじゃないかな。お兄さんもキモイなんてコメントは山ほど書かれたしね」

う:「人格にインターネットもヘッタクレもあるかい!それにお兄さんは実際問題キモイんだからいいじゃないか!僕は小学4年生なんだよ?お兄さんみたいに社会の底辺に揉まれて理不尽なことにも耐性がある人間と一緒にしないでいだだきたい!早く「←イケメン王子はキモくない!むしろイケメンだ!」ってコメントを返してよ!」

底:「ああ、そういう擁護するコメントをするとそこに注意が行くから余計に傷口が広がる可能性があるよ」

う:「色々難しいんだね」

底:「まあ完全スルー対応が一番無難なんじゃないかな。あんまり酷い歌をうpしたんならそれは反省して次回から気をつけないといけないけど」

う:「確かにかなりやっつけでうpはしたけどさ。大橋のぞみちゃんとかこども店長が人気だから、てっきり小学4年生の僕がうpしただけで「こども底辺」としてチヤホヤされるかと思ったのに」

底:「そういう打算的なところが見えたから叩かれたんじゃ・・」


posted by トモナシ at 19:42| Comment(15) | おにいさんといっしょ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

歌ってみた入門D

おにいさんといっしょ「第5回」

<登場人物>
底出うぷ夫・・・小学4年生。歌ってみたをやってみたい。
底辺のお兄さん・・・社会人。底辺歌い手。


うぷ夫:「えらいこっちゃー!えらいこっちゃー!」

底辺のお兄さん:「どうしたんだい、うぷ夫君?」

う:「お兄さん、僕のうpした動画が、1週間経ったのにまだ再生50しかいってないよ!これは完全にサーバーに障害が発生しているよ!早く運営に連絡しなきゃ!」

底:「落ち着いてうぷ夫君、残念ながらサーバーのエラーじゃないと思うよ。最初はそんなものなんだよ」

う:「ええ、そうなの?じゃあ一体どうしたら伸びるの?ひろゆきに抱かれたらいいの?」

底:「どうしたら伸びるかは難しい問題だね。驚異的なクオリティなら自然と伸びるような気はするけど・・」

う:「クオリティとか無茶言わないでよ!お兄さんの全財産でドワンゴの株式を買ってなんとかしてよ!それかひろゆきに抱かれてきてよ!」

底:「歌ってみたをやってる人はすごくたくさんいるからね、人目につくだけでも大変なんだよ。上手くても伸びてない人もたくさんいるし。逆に下手でも運で伸びる場合もあるけど。つまり伸びる伸びないはそんな気にしなくていいんじゃないかなあ」

う:「じゃあ一体なにを目的にこれからうpすればいいのさ!」

底:「それは人それぞれかな。動画を作ること自体が楽しいとか、歌を上達させたいとか、誰かに楽しんでもらえると嬉しいとか、それこそ再生が多いと嬉しいとか、その全部とか、その中でもどれかに比重を置くとか。他にも色々あると思うよ。まあでも基本的にうpするのもタダだし見るのもタダなんだから、そんな気張らずやりたいようにやればいいんじゃないかな、仕事じゃないんだし」

う:「お兄さんが比較的まともなことを言った!底辺のくせに!」

底:「お兄さんはいつもまともだよ。ちょっと人よりキモイだけだよ。あ、でも明らかに多数の人が不快になるであろう動画をうpするのは良くないね。人として」

う:「お兄さんの歌唱力の無さは時々明確に不愉快だけどね!」

底:「本当に気をつけます」


<続く>


posted by トモナシ at 00:28| Comment(24) | おにいさんといっしょ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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